【サクッと】「インプット大全」を読んでみた

【サクッと】「インプット大全」を読んでみた
【サクッと】「インプット大全」を読んでみた
 

・効率的なインプットの方法が知りたいなぁ
・頑張って本を読んでいるけど、時間が経つとすぐ忘れてしまう、、、

YUMA

そんな悩みを持つ人は、ぜひこの記事を読んでみてください。

精神科医である樺沢紫苑先生の「インプット大全」を読んでみましたので、
ボクが得た気づきを書いていきます。

知っている人も多いかと思いますが、念のためリンクを貼っておきます。
興味がある方はぜひ、ポチッとしてみてください。

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目次

インプットとは

インプットの定義

まず、インプットとは、という定義を明確にしておきましょう。
ずばり、インプットとは一言で言うと「情報を入力すること」です。

当たり前じゃん!って思われるかもしれませんが、意外とここが重要なのです。
なぜなら、脳みそに情報を入力しようとすることは、思った以上にむずかしいから。

YUMA

試しに、今日インターネットで調べたこと、見たニュースなどを
1分でノートに書き出してみてください。
ボクは4つしか書き出せませんでした。。苦笑

かなりの記事やニュースを見たはずなのに、意外と思い出せなかったんです。

読書もこれと同じで、読んだ後はすごく覚えているものの、
少し時間がたつと忘れてしまうもの。

脳みそにインプットしたはずなのに、不思議ですよね。

なぜ読んだ本の内容を覚えられないのか

自分ではインプットを頑張っているつもりでも、なぜこうも覚えられないのでしょうか。
その原因は様々あるのですが、本書から個人的に学んだことが2つありました。

  • 明確な目標や目的がなく、情報をインプットしようとしているから。
  • アウトプットを行なっていないから

つまり、なぜその情報をインプットするのか?という自分への問いかけと、
どのように情報をアウトプットするか、ということが出来ていないと、インプットできないということです。

この辺りを、もう少し深掘りしていきます。

カクテルパーティー効果

なぜ、「その情報をインプットするのか?という自分への問いかけ」が重要なのか。
それは、「カクテルパーティー効果」があるからです。

カクテルパーティー効果とは一言で言うと、「周囲の環境のうち、自分に必要な事柄だけを選択して聞き取ったり、見たりする脳の働き」ということです。

YUMA

パーティー会場などザワザワしているところでも、自分の苗字などはハッキリ聞こえるアレです。笑

カクテルパーティー効果は心理学者のコリン・チェリーが提唱しているものですが、様々な実験でその効果が実証されています。興味がある方は調べてみてください。

これをインプットに置き換えると、

  • 自分の吸収したい情報のみに意識を向けると、脳がその情報ばかり見たり、聞いたりしてくれる

ということです。

なぜその情報をインプットするのか?と、自分へ問いかけることで、インプットの目的が明確になります。
すると私たちの脳みそは、その目的に沿ったもの・こと・情報を、必死に五感で集めようとします。

インプットの目的を明確にするだけで、入ってくる情報の質が変わるということですね。

ラーニングピラミッド

一方でみなさんは、ラーニングピラミッドというものをご存知でしょうか?
これは、アメリカの国立訓練研究所の研究で発表された、各学習方法による学習の定着率を表すものです。

出典:Edgar Dale"Audio-Visual methods in teaching" 1946

この”ラーニングピラミッド”によると、読書をしただけでは10%しか定着率がないことがわかります。

反対に、「人に教える、説明する」という行為は、もっとも学習の定着率が高いことがわかります。
これは、読者のみなさんも感覚的にわかるのではないでしょうか?

つまり(ラーニングピラミッドの信憑性はともかく)、
”「人に教える、説明する」もしくは「自ら体験する」という行動に移すこと”が、もっとも学習定着率が高い、ということが言えます。

では、ここまで深堀りしたところで、実際にどのような行動が効率的なのかを考えていきます。

効率的なインプット方法

読む目的を明確にする

これは、「カクテルパーティー効果」で書いたことですね。
※「カラーバス効果」という、似たような効果もあります。

読書をする前に、「なぜこの本を読むのか」や、「この本から得たい情報は何なのか」ということを明確にしておきましょう。

そうすることで、脳みそが勝手にそれらの目的を吸収し始めます。

起床と就寝のタイミングで読書をする

次に、”いつインプットするのが効果的なのか?”という点を考えていきます。

一般的に、脳が一番働く時間帯は朝である、と言われています。
なぜなら、就寝中に昨日までの記憶が整理され、脳がフレッシュな状態であるからです。

また、夜の時間帯もインプットには適している、ということができます。
なぜなら前述のように、就寝中に記憶が整理されるためです。
就寝前のインプットは、重要な箇所だけが整理されて記憶される、ということができるでしょう。

つまり、インプットは朝と夜に行うのが効率的である、ということができるでしょう。

運動を取り入れる

また、”運動を取り入れることが、脳を鍛える上で効果的である”ということが証明されています。
このことは他の記事で詳しく紹介しますが、下欄に根拠となる書籍を紹介しておきます。

結論、脳を効果的に鍛えようとするのであれば、適度な運動は欠かせない、ということです。

自分の行動に落とし込む

これはラーニングピラミッドの部分でも書きましたが、アウトプットが重要だよ!ということです。

「人に教える・説明する」ということや、「自ら経験する」というアウトプットがあって初めて、効果的なインプットができます。

この辺りは下欄の「アウトプット大全」にも書いてありますので、気になる方はポチッとしてみてください。

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具体的なインプットの方法

ボクはこんな風にインプットをしています

あまり需要はないかもしれませんが、ボクが日々やっていて効果を実感している方法を書いてみます。
興味がある方は実際にやってみてください。結構効果を実感できるはず。

  • 読書メモを作成する(本を読む前に、読む目的3つを書いたメモを作る)
  • 付箋とシャーペンでメモしながら読書する
  • 起床後と就寝前の30分を読書にあてる
  • 読書後はTwitterやブログ、Youtubeで即効アウトプットする
  • アウトプットした内容を手帳に書き、日々の行動に落とし込めるように意識する

ざっとこんな感じです。
アウトプットをするのが慣れるまでは大変かもしれませんが、習慣化してしまうとそこまで苦ではありません。

そして、個人的に大事だと思う点は「読む目的を3つに絞る」ということです。

この辺りは、インプット大全もそうなのですが、下欄の本にも書いてありましたので紹介させていただきます。

一度に大量のインプット・アウトプットを行うよりも、小分けにした方が効率的である、ということです。
興味がある方は一度読んでみてください。

まとめ

ちょっと駆け足でインプットについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
みなさんにとって新たな発見があれば良いのですが。

このブログでは、ボクが実際に読んで役に立ったものを中心に書いています。
ジャンルは主にビジネス書ですが、たまーに小説なんかも書いています。

もし、タメになる部分があった方は、下の記事なんかも読んでみてください。
ではでは!お読みいただきありがとうございました〜!

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